夏真っ盛り、オリンピックは終盤、熱き戦いが繰り広げられています。改めて思うのですが、沖縄の植物たちは夏の落葉が多いのに気がつきます。桜の葉っぱが舞い散り、サガリバナの大葉も黄色く染まり勢い良く落葉します。木々に囲まれた園庭の落ち葉を、早朝勤務の職員たちが総出で掃き清めます。ザクッザクッとほうきの音が微かに響き園児の安全を願う職員たちの祈りの声です。
 この頃一番に祈るのは「コロナ感染への遮断」です。みどり保育園は、これまで保護者の皆さんのお蔭で、安全な日々を守ってこられました。本当にありがたいです。
しかし、現実の社会での感染者の数が400人越え、市内保育園からクラスターが出たとの報道があり、その現実に胸騒ぎが止まりません。
 わたしは「保育園は安全圏です」「保護者も一緒に園児の安全を守って行きましょう」と、呪文のように唱えながら園の安全性を言い切っていました。が、それが揺らぎます。
 青信号が消えなよう、120人の園児の安全性を保っていただけるよう、役所発行の約束事を尚しっかりと守っていただきますよう・・・心底お願いします。
 さて、そんななかですが、園児達は保育園の活動をいつものように楽しんでおります。2階組の子どもたちは、秋の運動会に向けての竹馬の練習を頑張っています。日に日に練習の成果が発揮され目を見張ります。跳び箱の練習にも入りました。自粛期間中はどうしても減ってしまいがちな運動量。必然的に体力が落ちてしまいます。園児の体力を維持し、更に運動会に向けて向上するために、ケガをしない身体作りへと、全身の柔軟性を整えるため、リズム運動を取り入れてました。
 密にならない工夫を凝らしながら、子どもたちの発達の保障を怠るわけには行かないのです。発達の保障こそが保育園の大きな使命だからです。
 みどり保育園の子どもたちは歌うのが大好きなのに、園内での活動の規制により全体で歌うことは止められています。とてもとても残念なことです。
 でも、廊下のピアノを保育士が園児の耳に届くよう弾き語ります。集まらないで、歌う環境を整えます。子どもたちは一人一人が身体で表現し、笑みがこぼれます。
 穏やかないつもの保育園、いつもの時間を止めてはならないと心から強く思います。
 どうぞ、ご一緒に保育園の安全安心を守ってください。家族の体調管理等々細心の注意を払って登園してください。いつもの保育園を維持する為に~宜しく。 園長石川

8月の予定


9日(月) 山の日振替休日
11日(水) ひまわり組空手
18日(水) 避難訓練
19日(木) お弁当会
20日~22日 旧盆
25日(水) ひまわり組空手