大型連休が終わりました。2年前までは、5月のゴールデンウィークには誰もが、うりずんの季節を自然体験へと出かけていきました。しかし、いまは、人出の多い連休は出かけることを控えるようにとギアーチェンジを求められています。両親の故郷訪問も思うようにならないこの頃、動きたい盛りの子どもたちをと、長い休みをどのように過ごされましたか?家族だけ密かな趣味や楽しみ方を見つけられたでしょうか?
 私はささやかに家族で夕方からの庭ごはんに興じました。庭が暗くなり炭が真っ赤に焼けるとパチッパチッと火の粉がはじけ飛びました。それだけでも非日常気分は十分味わえました。老夫婦は肉より野菜中心、でも、焼きとりの香りと味を楽しみ、爽やかな風を感じ、連休の締めくくりを満喫しました。この石嶺にもこの時期にはホタルが出るので、期待して小さな庭の隅まで目を凝らして探しましたが、あいにく庭ではホタルを見つけることは出来ませんでした。きっと末吉公園まででかければ飛び交うホタルに出会うかもしれません。暗い林の中から、わき出るように次々に飛ぶ幻想的なホタルを、一度子どもたちと観察しにでかけてみてください。夕暮れと同時にホタルは飛び交います。
まだまだ続くコロナ騒動ですが、保育園は去年の経験を生かし活動が狭まらないよう、出来ることは何でも積極的に取り入れる予定です。コロナの感染者数で一喜一憂し、心が揺らぐこともしばしばありますが、基本的には園児の育ち成長を保障すること。それが最優先だと考えています。身近に感染者がでたりする可能性もあります。日々刻々と変化していく社会情勢ですが、保護者の皆さんの身近な情報も共有しながら、恐れず騒がず、適切な対応を心がけたいと思います。
 連休明け、保育園に子どもの声が戻り何時ものように元気な声が行き交っています。新入園児や進級児までもが少し不安定になり、朝の登園を渋り、大きな声で泣いてしまう場面もあります。保育園では毎年のある光景です。が、保護者の皆さんの気持ちを考えると、切ないですね。
 4月頑張ってきた子どもたちも緊張感から解き放たれて一気に感情線がゆるむのです。保護者にとっては我が子の泣き顔を見ながら仕事へと出かけるのって辛いことですね。
 きっと、「いきつもどりつ」を繰り返しながら保育園での生活を好きになっていってくれるのだと思います。園児一人一人に丁寧に寄り添い、保護者の不安感も受け止めて丁寧に保育をしていきます。ご安心ください。
 梅雨入りし、霧が立ち込めたりする季節になりました。体調管理は十分お願いします。
  園長 石川キヨ子

5月の予定   
2~5日ゴールデンウィーク
12日(水) 空手・ひまわり組
13日(木) 内科検診
19日(水) 避難訓練
20日(木) お弁当会
      誕生会
      ひまわり組園外へ 26日(水) 空手・ひまわり組 
29日(土) お弁当    
事務所より
運動会について
今年度の運動会の日程が
10月15日(金)になっています。
今回は、無観客では無く、保護者も観覧での開催の予定です。
3.4.5歳児の保護者の皆さま。平日ですが、お仕事の調整をお願いします。
 0.1.2歳児クラスは、保育園での通常保育となります。
※コロナの感染状況によっては、無観客になる可能性もあります。