みどりの風 白い花 青い空 丸い地球 いつもの朝が来る 
                           
 春一番に庭の桜の花が咲き、3月には真っ赤なサクランボが実りました。同じく庭の
ダイダイの木は真っ白い花に包まれまるで小雪が舞い散ったような風情でした。 
 そして、空を見上げると穏やかなスカイブルー。遠くを眺めると慶良間島の海。きっと
今頃は鯨が浮遊している季節ですね。忙しいながらも、目の前で繰り返される大自然の営みを
確認する余裕が私たちの心を落ち着けます。
 4月は始まりの月であり、変化の月です。その変化を楽しみ「慌てず騒がず・・・自分らしく・・」を
目指して人としても成長していきたいと念じています。
 年度の始まりにあたって、とても当たり前の普段の営みを見直し、その中にある大切なことを
拾い上げて周りの方々に伝えたいと思っています。
 去年から言われ始めた制約ことばが「不要不急を避ける」ということばでした。
「不要・・・不急・・・」そのことばの前で、子育て中のパパやママがどれだけ心を閉ざされたかを想像した一年間でした。
 子育て中の親子にとって説明の出来ない時間は多く、恐らく「これこれ~しかじか~」といえる明確な時間は少ないでしょう。
 つまり「不要のように見えるけれども『大切な時間』」「不急・・・のように見えるけれども『必要な事』」だらけなのが、
子育てだって事ではないでしょうか?
 目の前に子どもの感情や体調に合わせて一日を過ごし、自分のことを後回しにしているのが子育て中の親・・・。
生きるにおいて、「必要で大切な時間はちゃんと確保出来る世の中」自由で安全な社会になれるといいですね。
 少なくても、なんくる家では、「いつでも、だれでも、いらっしゃい」「なんくるないさ」の合い言葉で皆さんをお迎えします。
 さて、なんくる家は2時間の利用時間を有効活用するという意気込みが功を奏している気がします。
これまでよりも外遊びが活発になり、遊び方の工夫もなされ、繋がりも強くなったかもしれません。
 コロナで不自由になったことも多い中、不自由なことから脱して、工夫してきたことを評価し、
それを発展させていければと願っています。
 今年度なんくる家担当は、兼島美枝子・新城マリ子です。自己紹介欄をご覧ください。
 合い言葉は「なんくるないさー・信じるさー・嬉しいさー」で子育てを・・石川キヨ子


なんくる通信2021年(04月号)
ダウンロード